エイジハラスメント 全体感想

テレビ朝日系列木曜21：00枠の「エイジハラスメント」全体の感想です。

「エイジハラスメント」全9話の平均視聴率は、8.86％。
武井咲さんは、まぁ、相変わらずとしても、
風間杜夫さんや竹中直人さんなどベテランが脇をしめていたのに、数字は残念でした。

全体を見た感想は、期待はずれ。
もっと、「年齢」に関する職場でのハラスメントを取り上げてくれるのかと思いきや、
どちらかと言うと、男女差別がクローズアップされてません？

稲森いずみさんが課長役をやっていたのは、まあよしとして、
風間杜夫さんや吹越満さんはセクハラでしょ。
いまどき、社内でも社外でもあんな会話ありえないし。

一番ありえないのは、総合職として採用されたばかりの新人・えみりの武井咲さん。
上司や先輩、最終回では役員会でも
エラそうに正論らしきことを言っていたけれど、
会社入ったばかり数か月の新人に言われたくないわー、というのが一OLの意見なんですが。

吹越満さんが左遷されるのは当たり前、としても、
武井咲さんも異動していいと思うんですよね。
役員にたてついたんだから。
それが会社組織ってもんでしょ。
このへん、「花崎舞が黙っていない」にちょっと似ている気がするんですよね。

武井咲さんではなく、総務課長（女性）が言うならわかるけれど。
が、稲森いずみさんは途中からハラスメントより恋愛モードになっちゃうし。

篠原涼子さんや天海祐希さんが総務課長役としてビシッ！と決めれば視聴率も上がったかも。

ちなみに、わたしが一番好きな役は「なーんちゃって」吹越満さん。
どこの会社にもいそうなキャラだわ、ここまでではなくても。

というわけで、年齢ハラスメントドラマなのか、水戸黄門新人バージョンなのか、不倫恋愛ドラマなのかわからないまま、9回という中途半端な回数で終わったのでした。