月曜ゴールデン特別企画 隣の女 ドラマ 感想（ネタバレ）

5/19（月）21：00からTBSで放送された「隣の女」の感想（ネタバレ）です。

新聞のテレビ欄には
「心に響くサスペンス　隣の女
石井ふく子初のサスペンス！隣は何をする人ぞ・・・心の隙間に入り込む嘘と罠！あなたは夫を信じ続けることができますか？」
と2時間ドラマのお約束の長ったらっしいお題目が並んでいます。

主演は一路真輝さん。
隣の女が高島礼子さん、一路真輝さんの夫が船越英一郎さん、刑事役に小林稔侍さん。

感想を一言で言うなら
「どこがサスペンス？」
でしょうか。

確かに、高島礼子さんの言動は怪しかったです。
いい雰囲気でした。
一路真輝さんがだまされて箱根に行っている間に、一路真輝さん宅の貴重品から家財道具まで一切合財持って行く技（？）はさすがでした。

が！
フツーの「サスペンス」を期待していた身としては、なぜ高島礼子さんが詐欺の一員なのかやなったのか、どうして一路真輝さん夫婦にターゲットを絞ったのか、奪った家財道具はどうしたのか、など、事件解決がないんですよね。

本当に刑事なの？という風変わりすぎる小林稔侍刑事が高島礼子さんのちょっとかわいそうな過去をしゃべるだけで、納得してしまう一路真輝さん夫婦。
人が良すぎでしょ・・・いくらなんでも。

そもそも一路真輝さんが専業主婦に見えないんですよね。
夫の浮気を疑うなら、相手は船越英一郎さんだし直接問いただしそう・・・。

「石井ふく子初のサスペンス」というよりは「石井ふく子初のサスペンス要素を取り入れた熟年夫婦再生物語」の間違いでは？

TBSの月曜2時間ドラマはいいサスペンスやミステリーが多いのに、残念。

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